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ゆっくりしているのが一番です

前に長く入院していた時
それも
ほとんど寝たきりでいた時
偶然、小さなミニ冊子で
こんな一節と出会いました。



災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。
死ぬ時節には死ぬがよく候。
是はこれ災難をのがるる妙法にて候。



良寛さんの言葉だそうです。
それと同じころ、こんな言葉とも出会いました。



禍福あざなえる縄のごとし



二つの言葉は
すうっと心にしみとおってきて
妙にすとんと心におさまって
入院中
何度もくりかえし思い起こす言葉になりました。




お友達から葉書をいただきました。
病がどうなるか不安な気持ち、
治ることを信じたい気持ちが書かれていて
私は想像することしかできないけれど
病で苦しいことのひとつは、先が見えない不安だと思うから
お友達は苦しいだろうなぁ・・と思いました。

私もすごく苦しかったなぁ
それが、いつからか、苦しくなくなったなぁ。どうしてだったかなぁ。
あの頃、そういえば、良寛さんの言葉に出逢ったなぁ。
禍福・・の言葉とも出逢ったなぁ。
それから、もしも自分を大事にしなかったら
悲しむ人の顔が浮かんで
そして、養護学校で一緒に過ごした子ども達の顔もいっぱい浮かんで
自分を大事にしないことは決してできないと肝に銘じたなぁ。


あの頃の気持ちを言い表すとすると
これでよし・・そんな気持ちだったなぁ。
どうやら治らないらしい・・
治らないなら治らないで
治らないなりに
愉しく歩いてゆこうか
一日一日を慈しんで歩いてゆこうか
治っても治らなくても
しゃぁない、まるごとオッケーじゃ。


ただ、それは私の病気に私の心が想ったこと。
ひとりひとり違うものね。
お友達はどうだろう。
心が元気になれたらいいなぁ。



と、お友達を想い、
かつての自分を心の引き出しから取り出して、
良寛さんの言葉と
もうひとつの言葉とを思い出しました。




そして
この大好きな詩も一緒に
心に浮かんできました。




さびしいときは 心のかぜです
せきして はなかんで やさしくして
ねてたら 一日でなおる

   原田大助さんの詩




私はこの詩がとても好きです。
そしてこの詩も思い出しました。




きれいな花見て
月も見て
ゆっくりしているのが 一番です


    原田大助さんの詩


この詩も大好きです。



いっぱい苦しんで苦しんだら
あとは
心をいっぱいあっためて
体もいっぱいあっためて
ゆ~ったりしてね。
苦しんで苦しんだら
そのぶんだけ
針の穴ほどのちっちゃな光さえも
とってもとっても嬉しくて
そこにむかって
またゆっくりゆっくり歩き出せるよ。





お友達に言葉をかけられるとしたら
想像しかできない私だけど
こんな言葉を思いました。
# by nonohananonohana | 2009-01-14 14:04

まだ途中

まだ途中_e0023849_18242441.jpg

昨日の模様替えの続きをしました。
が、まだ途中。
のんびり眺めて、ぼんやりしながら
寒くなったら部屋に戻り、編み物などしながらだから
ゆっくりのはず!

椅子を部屋の隅に置いてみました。
隅っこって落ち着くでしょう?
一時間とか二時間とか
本を読んで帰って下さるお客様たちもいらして
部屋が広ければ、もっとゆったりくつろいでいただけるスペースを作りたいところですが
手のひらサイズのこの部屋がにじのゆめらしいかな(*^^*)

模様替えはまだまだ明日へと続きます♪
# by nonohananonohana | 2009-01-12 18:24 | 日々

焼き芋

焼き芋_e0023849_18163540.jpg

軒下にはつららができて
なんと寒い一日でした。
寒い日に、あつあつほくほく♪はなによりのごちそう。
ストーブの上に並びまするは…焼き芋♪
まだ~?
もういい~?
食いしん坊さんは待ち遠しくて、
ストーブのそばを離れられません(^-^)
おいしいにおいがしてきて
焼けたことを知らせてくれます。
# by nonohananonohana | 2009-01-12 18:16 | 日々

想い

想い_e0023849_23212752.jpg

にじのゆめ二度目の年明け。


にじのゆめの日を重ね、
いろんなことを味わい、感じ、過ごす中で、
だんだん、私の心の真ん中にあるものが
くっきりと見えてきているような気がしています。
そして、支えて下さる皆さんの存在が、いかに大きいか、
より感じられる気がしています。


私は
「みんなで笑顔に。みんなで幸せに。」それが常に一番にあります。
だから、そのことを想い描きながら、
幸せの種をまかせてもらったり、
ハートとハートのにじのかけはしにならせてもらいたいのです。
その想いの常に心にあるのは、
“日々を一所懸命生きてる人達”です。
病気と共に生きてる人。
体の不自由なところと共に生きてる人。
子ども達と子ども達を育てることに奮闘されてる親御さん。
いつも想いの中にいます。


だから、にじのゆめは、「三輪」です。


にじのゆめは「雑貨屋さん」に見えると思います。
それでいいのです。
にじのゆめに温かな雑貨や本やクッキーや紅茶を卸して下さるお店…
にじのゆめのことを助けてくれる仲間たち…
にじのゆめの雑貨を置かせて下さるお店…
皆さんのおかげで、にじのゆめは支えてもらい、もりたててもらい
いらして下さるお客様が、なんとも優しいまなざしでほほ笑んで下さる。
ほんとにありがたいです。
そんなふうに、
雑貨をとおして、お客様、作家さん、それぞれのお店がつながって、
笑顔や幸せがふわっと生まれる「にじのかけはし」にもならせてもらえる。


そして同時に、
一番したい、一番根っこにある、
一所懸命生きてる人を想いながら、私にできることを、ひとつずつひとつずつしてゆける。


そして、もうひとつの車輪は「家族」。
ひとつ屋根の下に暮らす家族はもちろんのこと、
去年は嬉しいことに、あまりに忙しく
(ただただ、私が手しごとが遅いだけなのです。
いただくお仕事に、手しごとがおいつかず、精一杯な毎日でした)
暮れに、すごく心が痛みました。
それまでもずっと、心に魚の小骨がささったように、たえずちくちく小さな痛みを感じていたことが
暮れに大きな痛みになりました。
忙しさにかまけて、頭にも心にも常にいてくれる義母を、大事にできませんでした。
逃げてもいたと思います。
クモ膜下出血で倒れて、大きな後遺症が残った母の元に
当初はずっと、毎日、顔を見にいきました。
それが間遠になりました。
主人の実家に一人になった義父のことも、義母と同じで
いつも頭と心にいてくれるのに、大事にできませんでした。
私なりにぎりぎり精一杯がんばった生活だったけれど
もっとがんばれたはずだと
暮れには大きな後悔と哀しみでした。
だから、今年は(自分のためにも…と言えます。小骨の痛みや大きな後悔はもういやだから)、
義母と義父を大事にしようと決めました。


私の「三輪」を大事に、
みんなに助けてもらいながら
にじのゆめを紡いでゆける今年を
予感しています。

さて
模様替えを始めたけれど
今日はこの大変な様相のまま終了です!
ぼちぼちと続きをします(*^^*)


少しずつ、本を借りて帰って下さるお客様が増えてきました。
だから、もう少し工夫をして、
本や絵本や雑誌と、くつろいで、出会ってもらい、ふれあってもらえる空間にと思います。
そして、仲間たちの温かなハンドメイドは、
お客様のときめきや幸せになってくれています。
手づくりのぬくもりとふれあってもらえる空間にもしたいと想っています。
そして、今年はもう少し勇気を出して、
「書くこと」をもう少し前に出させてもらおうとも想っています。
お客様目線で眺めたり
私の想いがこもるよう眺めたり
棚を動かしています!


長い手帖になりました。
気持ちを書きとめておきたかったものですから。
長い手帖を読んでいただいてありがとうございます。

ほんとにみんなに支えてもらってのにじのゆめです。
# by nonohananonohana | 2009-01-11 23:21 | 日々

雪だるま

雪だるま_e0023849_16512549.jpg

雪♪となれば
外に飛び出したくなるのがちびさんですネ。

なんていいお顔!
# by nonohananonohana | 2009-01-10 16:51 | 日々